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| 銅 |
[特徴] 人体にはわずか100〜150mg存在します。しかし、脳、心臓、膵臓、肝臓、腎臓、骨髄など広く分布し、重要な働きを持っています。酵素の構成成分になっている為、酵素の活性化に役立っています。 貧血の90%が、鉄欠乏性貧血ですが、銅の不足もまた貧血の原因になります。というのも、血液の色素蛋白質であるヘモグロビンの合成に、微量の銅が酵素の成分として必要になっているからです。鉄があっても、酵素不足ではヘモグロビンが作られない為、当然、貧血になってしまいます。 また、鉄の吸収や貯蔵にも働いています。 ※消化管から吸収された鉄は、銅運搬蛋白質「セルロプラスミン」によって、ヘモグロビンの合成に利用できる形に変えられます。 [効能・効果] 髪や皮膚の色を保ちます。(メラニン色素の生成に関わっています) 貧血の予防。 骨や血管を丈夫にします。(コラーゲンの生成に働く為) カドミウムや鉛の毒性を弱めます。 [欠乏症] 毛髪異常。(髪がちぢれる、白髪など) 貧血による、動悸や息切れ。 皮膚の色が抜け落ちる。 骨粗鬆症、慢性関節リウマチをおこしやすくなる。 [過剰症] 通常の食生活では過剰症の心配はありませんが、銅容器の中に酸性飲料を入れっぱなしにしていると、溶け出した銅を摂取してしまいますので、銅容器での酸性食品の取り扱いには注意が必要です。 [1食あたりに含まれる量]
※1日の必要量 成人:1mg (アメリカでは2〜3mgとされています。) [POINT] 銅の不足によって髪や皮膚の色が抜け落ちる脱色の原因は、メラニン色素を作るときに必要な酵素チロシナーズに銅が欠かせないからです。 毛髪異常で髪の毛がちぢれるメンキーズちぢれ毛症の原因は、生まれつき銅を吸収できない体質の為に起こる病気です。この病気には、毛髪のちぢれの他、痙攣発作や知能・身体の発育の遅れなどの症状があります。 銅は、通常の食事で欠乏する事は無いといわれています。 野菜や穀類、特に、ピーナッツ類や肉類に多く含まれていて、良い供給源となっています。 |